現在の展覧会

 特別展 

"超絶技巧の木彫アート"
前原冬樹 木彫 一木に刻む時の記憶

2019年4月26日(金)~6月30日(日)
休館日:月曜日(ただし4月29日・5月6日は開館)

どこから見ても本物にしか見えない…その精緻な技巧を超絶技巧と評される前原冬樹。一つの木の塊から細密にもののかたちを彫り出し、油彩で質感や風合いを表現することで、懐かしくも失われゆく風景や、ものの朽ち果て際の美しさをモチーフに作品をつくり続けています。

1962年、東京都に生まれた前原冬樹は、プロボクサーとして10年ほど活動した後、32歳で東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻に入学。
卒業制作として絵画と木彫による半立体の作品に取り組んだことを機に、以後、独学で木彫の道を歩む、異色の経歴を持つ作家です。

錆び付いた非常階段にそっと置かれた小さな折り鶴、使い込まれた自転車の皮のサドル、皿にぽつんとのせられた梅干し…前原冬樹ならではの感性によって生み出されるそれらの作品をじっと見つめていると、心に降り積もった記憶のかけらを凝縮した風景が鮮やかによみがえってきます。

本展は、前原冬樹の初期の作品から最新作まで約40点をご紹介する、西日本初の本格的な個展です。前原冬樹の木彫作品を存分に愛で、ご堪能いただければ幸いです。

彫刻家 前原冬樹

木彫家 前原冬樹
(撮影:山下武)

Official HP

《一刻》(非常階段に折鶴)

《一刻》(非常階段に折り鶴)
朴・柘植、油彩 2012年

《一刻》(ロボットの腕)

《一刻》(ロボットの腕)
朴、油彩・墨 2014年

《一刻》(畳に落花生)

《一刻》(畳に落花生)
桜、油彩・顔料 1998年

《一刻》(梅干し・皿)

《一刻》(梅干し・皿)
朴、油彩 2010年
(撮影:木奥惠三)

《一刻》(タイル・うさぎりんご)〈部分〉

《一刻》(タイル・うさぎりんご)〈部分〉
朴、油彩 2018年

《一刻》(刀)〈部分〉

《一刻》(刀)〈部分〉
朴・桜(台)、墨・油彩
(撮影:T.MINAMOTO)

《一刻》(漂着物)〈部分〉

《一刻》(漂着物)〈部分〉
檜・柘植・朴、油彩 2005年
(撮影:長塚秀人)

《一刻》(螺旋人間)

《一刻》(螺旋人間)
栃、油彩 2014年

同時開催

画家のみつめる世界

2019年4月26日(金)~6月30日(日)
休館日:月曜日(ただし4月29日・5月6日は開館)
※前原冬樹展と同じ入館券でご覧いただけます。

ウッドワン美術館コレクションの中から、高橋由一をはじめ、浅井忠、黒田清輝、岸田劉生、森本草介らの描いた写実画を中心に作品約25点をご紹介します。明治、大正、昭和、平成、そして令和を生きる画家たちがみつめる世界をお楽しみください。

出品作家:
高橋由一、山本芳翠、浅井忠、伊藤快彦、黒田清輝、岡田三郎助、岸田劉生、小出楢重、青木繁(5月末まで展示)、速水御舟、田中一村、小野竹喬(5月末まで展示)、森本草介、野田弘志、吉村芳生、照沼彌彦、吉村大星
※予定は変更になることがあります。

高橋由一《官軍が火を人吉に放つ図》油彩・カンヴァス 1877年

高橋由一
《官軍が火を人吉に放つ図》
油彩・カンヴァス 1877年

黒田清輝《木かげ》油彩・カンヴァス 1898年

黒田清輝
《木かげ》
油彩・カンヴァス 1898年

岸田劉生《毛糸肩掛せる麗子肖像》油彩・カンヴァス 1920年

岸田劉生
《毛糸肩掛せる麗子肖像》
油彩・カンヴァス 1920年

小出楢重《少女お梅の像》油彩・カンヴァス 1920年

小出楢重
《少女お梅の像》
油彩・カンヴァス 1920年

森本草介《ゆかた姿》油彩・カンヴァス 1995年

森本草介
《ゆかた姿》
油彩・カンヴァス 1995年

吉村大星《チロクマ》紙・色鉛筆 2015年

吉村大星
《チロクマ》
紙・色鉛筆 2015年

新館常設展

常設展

マイセン磁器(約70点展示)
ヨーロッパで最初の硬質磁器として誕生して以来、約300年以上の長い歴史と伝統を有するマイセン磁器。初期の東洋趣味から、華麗で優雅なロココ主義、歴史主義の作品までマイセンの歴史をたどることができます。

アール・ヌーヴォーのガラス作品(約60点展示)
19世紀末、アール・ヌーヴォーの装飾様式によって花開いたガラス芸術。ガラスの新しい技法開発に寄与し、芸術的表現を追求したエミール・ガレを中心に、ドームやミュレール兄弟など、ナンシー派の作家による作品を展覧。

幕末・明治期の薩摩焼(約20点展示)
19世紀から20世紀初頭にかけて、金彩をふんだんに用いた装飾様式が好評を博し、特に海外で高い評価を得た薩摩焼。世界を風靡した、幕末・明治期の薩摩焼をご堪能いただけます。

入館料

前原冬樹 木彫 一木に刻む時の記憶
一 般 1,400(1,250)円
高大生 700(600)円
※中学生以下は無料(中学生は学生証をご提示ください。)

  • 上記料金で常設展もご覧になれます。
  • 障害者手帳をお持ちの方は無料(手帳をご提示ください)
  • ( )内は有料入館者10名以上の団体料金および前売料金

イベント

オープニングイベント アーティストトーク
【予約不要】

日  時 4月26日(金) 11:00~(45分程度)
講  師 前原冬樹氏 (本展 出品作家)
会  場 本館展示室
参 加 費 無料 (ただし美術館入場券が必要です)
お問合せ ウッドワン美術館 TEL:0829-40-3001
山下裕二

山下裕二氏

彫刻家 前原冬樹

前原冬樹氏

山下裕二×前原冬樹  対談トークイベント
【要予約】※ご予約は3日前まで

日  時 5月18日(土) 14:00~15:30
講  師 山下裕二氏 (明治学院大学教授・美術史家)
前原冬樹氏 (本展 出品作家)
会  場 リゾートセンター3階 多目的ルーム
(ウッドワン美術館となり)
定  員 100名 ※ご予約は3日前まで。 定員になり次第、受付を終了します。
参 加 費 無料 (ただし美術館入場券が必要です)
予 約 先 ウッドワン美術館 TEL:0829-40-3001
海の見える杜美術館×ウッドワン美術館 美術館めぐりプラン

ウッドワン美術館 日帰り送迎プラン
【要予約】※ご予約は3日前まで

ゆったりウッドワン美術館をお楽しみいただき、JR宮内串戸駅からバスで送迎するプランです。当館学芸員が本館『前原冬樹展』をご案内いたします。

催 行 日 5月10日(金)・24日(金)・29日(水)
6月7日(金)・12日(水)・21日(金)
参 加 費 5,800円 (税込)
(ウッドワン美術館入館料、ギャラリートーク、ご昼食、カフェマイセンの喫茶券、送迎を含みます。)
定  員 20名
※ご予約は3日前まで。 定員になり次第、受付を終了します。
出発時間 10:00発(JR宮内串戸駅北口)
お 帰 り 美術館15:00発
予 約 先 ウッドワン美術館 TEL:0829-40-3001

2019年 日帰り送迎プラン
年間スケジュール

0829-40-3001

休館日

    • 休館日は展覧会ごと設定されております。詳しくは、開館日カレンダーをご覧ください。
    • 各展覧会前後は展示替えのため数日間休館します。
    • 冬期休館(2019年12月9日~2020年3月上旬)

カレンダー

休館日 イベント日

2019年度展覧会日程

※展覧会の内容は変更になる場合があります。

 終了  会期:3月9日~4月21日
華やぎアート展
~エミール・ガレ、ミュシャを中心に~

 開催中  会期:4月26日~6月30日
"超絶技巧の木彫アート"
前原冬樹 木彫 一木に刻む時の記憶

 開催前  会期:7月5日~9月8日
動物写真家・浅尾省五と野生の仲間たち

 開催前  会期:9月13日~12月8日
日本絵画 美の再発見!
~大観、松園を中心に~(仮称)

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